腹部エコー
腹部エコー

腹部エコー(腹部超音波検査)は、おなかの中にある臓器の状態を調べる検査です。
超音波(人の耳には聞こえない高い周波数の音)を体の表面からあて、その反射を画像として映し出すことで、臓器の形や大きさ、内部の状態をリアルタイムに観察できます。
放射線を使わないため体への負担が少なく、痛みもほとんどありません。妊娠中の方でも安全に受けられる検査として、健康診断や人間ドック、日常診療など幅広い場面で行われています。
検査では、肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓などの主要臓器を中心に、腹部全体の異常をチェックします。腫瘍(しゅよう)や結石、炎症、脂肪肝など、症状が出にくい段階の異常も早期に発見できるのが大きな特徴です。
腹部エコーは、次のような方におすすめです。
自覚症状がなくても、腹部の臓器は知らないうちに病気が進行していることがあります。特に肝臓や膵臓の病気は症状が出にくいため、「年に一度の健康チェック」としてエコーを受けておくと安心です。
腹部エコーでは、以下のような病気や異常を調べることができます。
受付・問診
まず受付で検査内容を確認し、医師やスタッフが症状や既往歴(これまでの病気)を伺います。
食事制限が必要な場合は、事前に説明があります(通常は検査前4~6時間の絶食が推奨されます)。
検査準備
検査室でベッドに横になり、腹部を露出します。衣服が汚れないようタオルをかけ、検査部位にゼリーを塗布します。
ゼリーは超音波を通りやすくするためのもので、冷たい感触がありますが痛みはありません。
検査実施
検査用のプローブ(探触子)をおなかの上から軽く押し当てて観察します。
体の向きを変えたり、息を吸ったり止めたりして臓器を詳しく映し出すこともあります。検査時間はおおよそ10〜20分程度です。
結果説明
検査後はゼリーを拭き取り、すぐに通常の生活に戻れます。結果は医師が画像を確認し、その場で説明する場合と、後日報告する場合があります。
必要に応じて追加の検査や治療を提案します。
腹部エコーは、痛みがなく、放射線を使わない安全な検査です。
おなかの臓器を幅広く観察でき、脂肪肝・胆石・膵炎・腎結石など、さまざまな病気の早期発見に役立ちます。
自覚症状がなくても、生活習慣病やお酒をよく飲む方、健康診断で異常を指摘された方は、ぜひ一度受けてみることをおすすめします。
「なんとなくおなかの調子が悪い」「健診で再検査になった」など、気になる症状がある場合は、お気軽に当院へご相談ください。
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