胃カメラ
胃カメラ

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、口または鼻から細いカメラを挿入し、食道・胃・十二指腸の内部を直接観察する検査です。粘膜の色や形の変化、炎症、潰瘍、ポリープ、がんなどの早期病変を、リアルタイムで正確に確認することができます。
レントゲン検査では見つかりにくい小さな異常や初期のがんを発見できることが大きな特徴です。
また、検査中に組織の一部を採取して病理検査を行う(生検)ことで、より確実な診断につなげられます。
近年はカメラの性能が高くなり、苦痛の少ない経鼻内視鏡(鼻から入れるタイプ)や、鎮静剤を使用して眠っている間に行う方法なども普及しています。
「つらい」「怖い」というイメージをお持ちの方でも、安心して受けられるよう配慮されています。
胃カメラは、次のような方におすすめです。
受付・問診
まず受付で検査内容を確認し、医師やスタッフが症状や既往歴(これまでの病気・服薬)を伺います。
血液をさらさらにする薬(抗凝固薬)などを服用中の場合は、事前にご相談ください。
通常、検査の6〜8時間前から絶食が必要です(水やお茶は少量なら可)。
検査準備
検査直前に、胃の中をきれいにする薬(消泡剤)や、喉の感覚をやわらげる局所麻酔薬を使用します。経鼻内視鏡の場合は、鼻にスプレーで麻酔を行い、チューブを通して鼻腔を広げます。
鎮静剤を使用する場合は、点滴で少量投与し、リラックスした状態で検査を受けられます。
検査実施
カメラを口または鼻からゆっくりと挿入し、食道・胃・十二指腸の順に観察します。検査時間はおおよそ5〜10分程度です。
異常が疑われる部位がある場合は、粘膜の一部を採取(生検)して詳細な検査を行います。
経鼻内視鏡では会話も可能で、「オエッ」となる反射も起こりにくいのが特徴です。
検査後・結果説明
検査終了後は、のどの麻酔が切れるまで30分ほど飲食を控えます。
鎮静剤を使用した場合は、しばらく休憩した後に帰宅となります。
医師が画像を確認し、その場で結果を説明する場合と、後日詳しく報告する場合があります。
生検を行った際は、結果が出るまでに数日〜1週間ほどかかります。
胃カメラは、つらさを抑えながら正確に胃や食道の状態を確認できる検査です。
胸やけ・胃もたれ・食欲不振などの症状がある方はもちろん、健診で異常を指摘された方や40歳以上の方の年1回の検査にも最適です。胃がんや胃潰瘍は、早期発見・早期治療によって大きく予後が変わります。
「なんとなく胃の調子が悪い」「毎年の検査を受けたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
当院では、経鼻内視鏡や鎮静下での検査など、苦痛をできるだけ少なくする方法を導入しています。
安心して検査を受けていただけるよう、丁寧にサポートいたします。
胃カメラを通じて、ご自身の胃の健康状態をしっかり確認し、将来の病気を予防していきましょう。
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